米国女子ツアー

今日の大山志保/こんな時間までプレーしたのは初めて!初日暫定25位タイスタート

2007/06/29 09:00
18番でパーパットを沈めた大山は気合のガッツポーズが飛び出した

日本の賞金女王として、「全米女子オープン」に乗り込んだ大山志保。試合の始まる5日前から現地入りし、練習ラウンドをこなしてきた。出発前、「結果気にせず頑張ります」と語った大山だが、初日のラウンドは11番でバーディが先行し、良い流れに乗れた。

13番パー3、17番でボギーを叩き、18番も2打目をグリーン左に外し、アプローチがピンを5メートルオーバー。連続ボギーのピンチを迎えたが、このパットを入れて大山得意のガッツポーズが飛び出した。

気分良く迎えた1番パー5で、この日2つ目のバーディを奪いイーブンパーに戻した。
その後2ホールパーを続けるが、時刻はすでに20時過ぎ。夕闇迫る中でのラウンドで4番は3パットしてしまい、1オーバーになった時点で日没サスペンデッドが確定した。

「こんなに遅くまでプレーしたのは初めてです。中断中は半分は外でみんなと話をしていて、あとは車の中で涼んでいました。今日はドライバーも良かったし、パッティングは短いのを2つ外したけど、ロングパットもいいのがあったし、まずまずのスタートが切れたと思います。最後の3パット(4番)がもったいなかったので、なるべく早く戻したいですが、あと3日あるので焦らず行きたいです。明日も攻めのゴルフで、守るところは守って上にいけるように頑張ります」。

長い1日をメジャーで体験した大山だが、明日は7時30分にプレーが再開される。2日目も天気予報では雷雨の可能性もある。技術だけではなく、精神面での強さが試されることになりそうだ。