米国女子ツアー

女の戦いヒートアップ!売られた喧嘩は買う!?

2002/09/06 09:00

LPGAのアメリカ選抜チームVS欧州連合選抜チームの戦い、「ソルハイムカップ」が9月20日から開催されるが、試合よりも前にすでに熾烈な戦いが始まった。ことの発端は今回は出場しないものの、次回のキャプテンにすでに決まっているカトリン・ニルスマークの「悪口」。スウェーデンのゴルフ関連のウェブサイトにニルスマークはアメリカ選抜選手の「悪口」を綴った。その内容は、「ローラ・ディアスなんて臆病者、ミシェル・レッドマンは才能なしだけど努力はしているわね、クリスティ・カーは口うるさいおチビちゃん、メグ・マローンの時代は終わったし、ケリー・ロビンスは不安定ですぐ緊張する、そしてケリー・キーニーみたいな新人がチームで一番とは情けない」といったかなり辛口なもの。

これに対し、アメリカ勢からはすぐに反論が。

エミリー・クライン「好き勝手に言えばいいと思うわ。悪口を言われれば、より我々の結束も固くなるでしょうし。もちろんあんな悪いことを言われたのはとても残念だけど、でも気合が入ったわね。」

ケリー・キーニー「塀の向こうから吠えているのなんて、ただ私達のやる気に火をつけるだけよ。私は打たれ強い人なのよ。兄2人と育ったから負けず嫌いだし。ちょっとやそっとの中傷くらいじゃ傷つかないわ。あちらはアメリカ勢を馬鹿にしているみたいだけど、言いたいだけ言わせておけばいいわ。我々の実力は実際に対戦したときに分かるでしょう?」

かなり火花が大西洋をまたぎ、飛び交っている様子。ニルスマークは騒動に発展したことを受けて、ミシェル・レッドマンに対するコメントは後悔しているが、他のコメントは撤回する気持ちはないと語っている。