選手コメント集/CMEグループ タイトルホルダーズ3日目
■ 宮里藍 4バーディ、1ボギー、1ダブルボギー「71」、通算11アンダー単独2位
「正直、長い1日でしたね。 前半は難しいコンディションだったので、決断力が大事と言い聞かせていたので後半にうまくつなげられました。序盤(2番)のダブルボギーは、早いうちに取り返せるので、あまり気にしていませんでした。1.5mぐらいのシビアなパーパットもけっこうあったけど、それを入れられたのはよかったです。前半のスロースタートから考えると、楽しんで回る事が大事だと思っていた。今シーズンも残り2日だし、楽しんだもん勝ちだと、いい意味で開き直れました。最終日は、グリーン上の勝負だと思う。1つでも多くのパットを決められれば、トップに近づくと思う。でも、自分の中で最優先しているのは楽しんでまわること。それを忘れなければ、結果はついてくると思います。
(前夜のロレックスパーティーでプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞した)ステーシー(・ルイス)のスピーチはいいスピーチでした。彼女らしい。家族の話は“反則”なので、どうしてもみんなウルウルしちゃう。彼女はゴルフ以外で乗り越えたもの(10代の頃の病気など)が大きいので、精神的に強い選手。彼女が号泣してもおかしくない場面で涙ひとつこぼさないし、すごいなと。私だったらボロボロだな」
■ 宮里美香 1イーグル、1バーディ、2ボギー「71」、通算1オーバー、33位タイ
「凌いで、凌いでのゴルフだったので、バーディチャンスもなかったですし、そのなかでチップインイーグルがあったのは良かったと思います。(チップインは)ピンまで20ヤードを58度で打ちました。イメージが出てたし、今週3つめなのでよかったです。最後のボギーは悔しいけど、1アンダーでまわれたので昨日のリベンジはできたかな。(メンタルコーチにクリスチャン・スミス氏が来ているが)今朝、『モチベーションを持ってプレーした方が良い』と言われて、昨日より少しは楽しく回れたかなと思います。
(初めてロレックスパーティーに出席して)ステーシーのスピーチも聞いて、改めて『プレーヤー・オブ・ザ・イヤー』はすごい賞だと感じました。いつかは目指して行きたい気持ちはあったけど、まだそこにいける段階にきていない。いずれあの舞台に立って堂々とスピーチをしたいと思いましたね」
※ロレックスパーティーでは、選手や協会スタッフ、ファン、メディアの投票で決まる各賞を発表。宮里藍が「William&Mousie Powell Award(LPGAを世界にアピールするベストアンバサダーで、多くの子供たちのロールモデルとなっている選手に贈られる賞)」を、今季初勝利を挙げた宮里美香が「First time winner Award」を受賞した。