2011年 ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ

藍、2打及ばずに予選落ちでメジャー終幕

2011/06/25 10:08
流れを掴めないまま2日間で大会を去ることになってしまった宮里藍

「ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ」初日を3オーバーで終えた宮里藍は、2日目はカットラインを意識しての戦いとなる。前日乱れたショットは昨日のうちに修正済み。しかし、肝心のところでパットが決まってくれないもどかしい展開が続いた。

「良いショットを打ってもグリーンを外れたり、我慢してのパーが多かった」という前半は、1バーディ1ボギーで折り返す。2番では4mのバーディチャンスを決められず、4番でもあと5cmカップに届かない。5番(パー3)でグリーン手前のバンカーに入れて、3mに寄せるも決められずにボギーとすると、その後もバーディを獲り返せずに、この日は一つスコアを落として通算4オーバー。カットラインに2打及ばず、今季2戦目のメジャー大会は早々に幕を閉じた。

「後半は獲れそうで獲れないのが続いたので、パットが入ってくれればというのはあった」と宮里。「上がり4ホールはバーディチャンスにつけられたけど、入らなければしょうがない」と、なかば諦め顔も見せる。

今年は米女子ツアーのスケジュールに空きが多く、試合を続けて調子を上げる、流れを作っていくということが難しいのも、宮里の成績が上がらない一因となっているようだ。「気持ち的にも流れがある方が割り切れる。今は結果が息継ぎしている感じ」と、宮里も難しい状況に複雑な表情を見せた。【NY州ピッツフォード/今岡涼太】

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