2026年 ロッテ選手権

岩井千怜「もちろん狙っていました」攻めのチップインバーディ締めで4カ月ぶりトップ10

2026/10/05 14:28
最終18番でガッツポーズ。岩井千怜はチップインバーディで10位フィニッシュ

◇米国女子◇ロッテ選手権 最終日(4日)◇ホアカレイCC(ハワイ州)◇6530yd(パー72)

ウェッジで放った3打目がグリーン奥のラフまで到達した。続くアプローチで、岩井千怜は抵抗力のあるティフトン芝に負けないようヘッドを上から入れた。下り傾斜で何度かバウンドしたボールはそのままカップの中へ。「もちろん、狙っていました。ショートだけはイヤだなと思っていて」とガッツポーズが飛び出した一打には大きな意味がある。

通算13アンダーの10位で終え、姉の岩井明愛とプレーした6月のペア戦「ダウ選手権」(7位)以来、4カ月ぶりのトップ10入りを決めた。個人戦では5月末の「ショップライトLPGA」(4位)以来。「トップ10に入るには5アンダーが必要かなと思っていた」というこの日の目標には1打届かない「68」だったものの、久々の満足感に浸った。

「きょうは攻めて、攻めてというラウンド」の言葉通り、出だし3ホールのバーディパットはすべて2m前後と短かった。ラフからの2打目がフライヤーした後半14番でボギーをたたいていただけに、最終ホールの一発に価値がある。「最後もやっぱり攻めたくて。気持ちが出て強く入っちゃったんですけど、結果オーライ」と笑った。

夏場に苦しい時間を過ごしたという

今季のメジャー5大会は到底納得いく出来ではなかった。決勝ラウンドに進んだのが最終戦「AIG女子オープン(全英女子)」(29位)だけ。「ちょっと沈んでいるときもありました」と思い返す。前回のトップ10入りが6月だと分かると、「意外と最近でしたね」と反応するあたりに悩みの深さが表れる。

「最近は楽しくできているので、それが何よりうれしいです。ゴルフを楽しむっていうのもなかなか難しいので、日頃の小さなところから楽しむ、プラスに考えるようにしたら、いい感じにゴルフも楽しめるようになった」とコース外での気の持ちようの変化が仕事に生きてきた。

次週は姉とともに9日開幕の国内女子ツアー「スタンレーレディスホンダ」(静岡・東名CC)に出場。1週間のオフを取って、秋のアジアシリーズは第2戦「BMW選手権」(韓国・パインビーチ ゴルフリンクス)から参戦する。(ハワイ州エワビーチ/桂川洋一)

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