5年ぶり全英の原英莉花はバーディなしで1打に泣く リンクスは「優しくないなあって」
◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 2日目(31日)◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6601yd(パー71)
原英莉花は1打に泣いた。2ボギー1ダブルボギー、最後までバーディが遠い「75」で通算5オーバー69位。カットラインにわずかに及ばず、5年ぶりの全英女子で予選落ちを喫した。
午前6時52分と早朝からのラウンドは、パッティングがわずかにカップに届かないシーンも散見された。「オーバーを目指しているんですけど、届かないのが多かったです」。前日はグリーン上でもはっきりと感じた風の影響の違い、見た目はきれいで転がりも良く映る芝生のギャップ…。そのアジャストに苦戦した。
ガードバンカーから寄せ切れなかった4番でボギーが先行した直後、5番(パー3)は見事なパーセーブだった。ティショットを左に外し、砲台グリーンに対して少し距離のあるアプローチ。土手を越えた“てっぺん”にボールを落とし、下り傾斜を走らせて寄せる技でピンチをしのいだ。
続く6番(パー5)では左手前のエッジ付近に2オン。流れを手繰り寄せそうな場面で、「(イーグルトライの)ラインを読み違えてしまったのが痛手でした…」と悔しがる。奥ピンまで30mほど上っていくパッティングが右に流れ、3m近い距離を残して3パットパー。後半15番ではダブルボギーもあった。
前週「スコットランド女子オープン」では最終日最終組をプレーして米ツアー自己ベストの8位に入った。上位争いを演じた翌週、新たなリンクスコースで跳ね返された。「優しくないなあって思います。頑張ってティショットを打って、(タフなラウンドで)マジで疲れているのに、パターも入ってくれないの…って。悲しくなります」
正午前にはプレーを終え、「また1打(足りず)とかじゃないのかな…」と話していた言葉が現実になった。初エビアンでのメジャー自己最高14位、2年ぶりのスコットランドで感じた経験の大切さ、イングランドで味わった悔しさ。濃密だった欧州3試合のすべてを受け止め、課題を整理して米本土での戦いを再開する。(イングランド・リザムセントアンズ/亀山泰宏)