2026年 AIG女子オープン(全英女子)

西郷真央が全英前に変えた1mm リンクス攻略の鍵は“強くない”低い球

2026/07/29 20:08
ルーティン通りメジャー前週は休み、イングランドに乗り込んできた

◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 事前(28日)◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6601yd(パー71)

3週前の「アムンディ エビアン選手権」で4位に入る優勝争いを演じた西郷真央は、前週「スコットランド女子オープン」をスキップして調整に専念してきた。「スタイル的にメジャーの前は絶対休むと決めているので」。最上位カテゴリーの出場資格を確保した米ツアー2年目から貫くルーティン。まずは猛烈な暑さだったエビアンでのプレーで残る疲労感を丁寧に取りつつ、前週から少し負荷をかけたトレーニングに切り替えたという。

1Wのシャフトを1mm長くして臨む

特殊な戦いになるリンクスコースを前に「ドライバーのシャフトを1mm長くしました」と明かす。イングランドは肌寒さを感じる時間帯もあり、ヘッドスピードにも変化が生じる。「(いつもと同じでは)気温的に硬すぎて振れない。でも、フレックスを落とすと変わり過ぎる。変わらないくらい長くして、その分だけ若干“間”ができるんです」とうなずく。

距離が短くトリッキーなレイアウトのエビアンでは1Wを握る機会もめっきり減っていたが、ここロイヤルリザム&セントアンズGCではそうもいかない。当然求められる強風への対処も、上位に絡んできたここ2年の全英における成功体験を生かせそうだ。

もちろんポッドバンカー対策も

「意図的にパンチを入れて低い球を打つよりは、クラブを短く持たずにハーフショットをして、最初から距離を死なせる前提でやる方が“強くない”低い球が打てて計算しやすい」。シンプルに弾道を低く抑えようとすると、あまりにも風が強いシチュエーションでは球がめくれ上がってしまうことがあった。ボールの勢いも自在に操って攻略につなげる。

サングラス姿は珍しい。強風によるドライアイ対策?

オープンウィーク期間中の調整の満足度を「50、60%くらい」と控えめな数字で表現したのはストイックな性格ゆえ。「いいリズム、いいテンポでプレーできるように心掛けたい」と腰を据えて今季メジャー最終戦の開幕を待つ。(イングランド・リザムセントアンズ/亀山泰宏)

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