鼻声でも力強く「いいスタートが切れた」 古江彩佳が日本勢最上位で滑り出し
2026/06/26 14:13
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日(25日)◇ヘーゼルティン・ナショナルGC (ミネソタ州)◇6760yd(パー72)
霧が立ち込め、気温が下がっていた午前7時22分と早朝のティオフを前に古江彩佳は上下のレインウェアを着込んだ。雨予報はなくても、「身体を冷やさないように」。今週に入ってからのどと鼻の調子がいまひとつで、軽い風邪の症状が出ているという。プレーに問題はなかったが、悪化させないように万全を期した。
初日最も難しかった平均スコア「4.237」の1番でバーディを先行した。8Iの2打目が右のカラーに止まり、いきなり7m近い距離を流し込んだ。4番(パー3)はガードバンカーへの入り方が悪くスコアを落としたが、ボギーはこれだけ。寒さで飛距離が落ち、水を含んだ芝がライのジャッジを難しくしていた序盤から「ほとんどいいショットができたんじゃないかな」と振り返る。下からロングパットを残した折り返しの9番では17mがカップに消えてバーディとなった。
10番で1.5mのパーパットを決めきり、微妙な距離を残した13番(パー3)と14番でも耐えた。「それ(シビアなパーパット)をうまくカバーできたので、リズムよくできた」。左のクリーク(小川)が気になって刻む選手も多い16番は1Wでフェアウェイを捉えてから54度のウェッジで作った5mのチャンスを逃さずバーディを奪った。しっかり曲がるフックラインを沈めると、最終18番は6UTでピン下5mにつけて獲った。
3アンダー「69」は15人が出場する日本勢で最上位の6打差8位につけた。鼻声でも「いいスタートは切れた方かな」とうなずく表情は明るい。好スコアを“薬”に上位へ食らいついていく。(ミネソタ州チャスカ/亀山泰宏)