米国女子ツアー

全米女子オープン(1日目)/暫定首位の無名アマチュアにインタビュー

2004/07/02 09:00

悪天候のため、サスペンディッドとなってしまった「全米女子オープン」初日。18歳のアマチュア、ブリトニー・リンシコームが大会に嵐を巻き起こした。 -メジャーで首位ですよ。

ブリトニー・リンシコーム
「言わないでください。なんて言ったらいいかも浮かばないくらい動揺しているんですよ。イーグルを決めた時に感情が溢れ出てきて、涙が止まらなかったんです。なぜ泣き出したのかも分からないんです。普通なら嬉しくて笑うはずなのに、もう気が動転しています」

-周囲も驚いていますよ。

ブリトニー・リンシコーム
「そうでしょうね。昨日ある記者にアマチュアでもこのメジャーで優勝できるかって質問されて、4日間とも良いプレーをすれば不可能じゃない、と答えていたの。まずは初日が良かったから、残り3日間頑張ってみます」

-リーダーボードを見て緊張しなかった?

ブリトニー・リンシコーム
「なるべく見ないようにしました。でも無理ですね、どうしても目がいってしまう。まだ信じられないからどう感じていいのかも分からないけど、そのうち実感が沸くのかな・・・」

-お父さんがキャデイを務めていましたね。

ブリトニー・リンシコーム
「父がキャディをしてくれて、母や友人たちも応援に来てくれています。最高です」

トム・リンシコーム(父親)
「僕の方が緊張していたよ。娘はいつも通り自信に満ちたプレーでピンを攻めていた。あと3日頑張らなきゃね」

-娘さんの名前がリーダーボードのトップにあがったときの心境は?

トム・リンシコーム(父親)
「信じられない気持ちで一杯だったよ。彼女には才能があることは分かっていたけど、一流の選手ばかりだし、一流のコースだからね。本当に信じられない出来事だよ」