ミッシェル・ウィが「マスターズ」に向けて挑戦!?
ゴルファーの最大の夢、「マスターズ」出場に近づく大きな挑戦にミッシェル・ウィがその一歩を踏み出した。アマチュア大会として名誉ある「全米アマチュア・パブリンクス選手権」では、その優勝者にマスターズへの招待が約束されている。そのパブリンクスに出場する権利を勝ち取るために、ミッシェルはたったひとりの女子プレーヤーとしてパブリンクス予選に挑んだ。もし本戦出場となれば82年の歴史で初めてのこと。今回「全米女子オープン」への出場権を得たことで、クオリファイ戦への出場資格を得たミッシェルは、大健闘を見せた。
2番で7メートルのバーディパットを沈めイーブンに戻すと、5番パー5でのバーディでついに1アンダー。しかし8番パー4でラフからのチップショットをショートしてしまい、ボギー。続く9番もボギーとしてしまい停滞してしまうが、18ホール終了時には2アンダーにまで取り戻した。
次の18ホールは短いパットが入らずフラストレーションがたまるゲーム。短いバーディが決まってくれれば勝ち抜けの4アンダー組に入れるのだが、決まらない。結果2アンダーでフィニッシュ。補欠枠のプレーオフでも振るわず、結果は補欠の3位。本戦に駒を進めることは厳しくなってしまった。
ミッシェル・ウィ
「プレッシャーはあまり感じていませんでした。私が出場して戦いたいと思っていただけですからね。ですから緊張もしていませんでした。もちろん本戦へ通過できれば最高ですが、でも目的は自分のベストを出して、良いスコアをマークすることでしたから、満足です」
ペンシルバニア州グラントビルからの予選では、通算4アンダーとしたデビッド・ブラッドショウとアレックス・クノールの2人が本戦への出場権を獲得。ウィと同じ2アンダーで終わったケビン・ブルー、サルバトーレ・ピコーネに次いで3番目の補欠枠にミッシェル・ウィが入った。