ミッシェル・ウィがプロ初ラウンドを語る
サムソンワールド選手権
-「あなたはメジャーで最終組で周ったことがあり、大きなプレッシャーは経験済みだと思いますが、今日はプロとして初めてのラウンドでした。スタートホールではこれまでよりも緊張しましたか?」
ミッシェル・ウィ
「特にそれはなかったですね。就職して初めて出勤した感じなのかもしれません。ワクワクする新たな経験として楽しんでいます」
-「新たなというのはどういう意味ですか?」
ミッシェル
「心構えが多少違います。1番ティに立った時、それを感じましたが少し経ったらいつもと同じになりました」
-「今日あなたを追っていた人の中にはナイキのフィル・ナイト会長もいましたし、世界各地からの報道陣、CNBCテレビ、フォーチューンマガジンなどたくさんの人達に囲まれ、気が散ったりすることはありませんでしたか?」
ミッシェル
「ゴルフに集中するのはそれ程難しいことではありません。それが出来なかったら思うようなプレーはできませんからね。でも、たくさんの報道陣、そして家族に見守られてのラウンドは楽しかったです」
-「プロとしてのラウンドはたった1度だけですが1番の思い出は何でしたか?」
ミッシェル
「最初のティショットをシャンクさせなかったことですね。2アンダーは悪くありませんし、昨年よりもいいスコアでした。もうちょっと伸ばせたかもしれませんが、まずまずだったと思います」
-「1番ティではどんなことを考えましたか?シャンクしたくないと思うのは分かりますが(笑)」
ミッシェル
「いつもと同じで最初のティショットでフェアウェイを捉えることだけを考えていました。ちょっと心臓がドキドキしましたけど、その後は楽しめました」
-「出だしからの12ホールで4アンダーでしたが、上がり6ホールは2オーバーでしたね」
ミッシェル
「13番以降いい流れにならなかったんです。ひどいライに捕まったり、嫌な所にボールが弾んだりしましたが、ゴルフ自体は悪くなかったと思います。ひどいプレーだったわけではありませんし、いくつか悪いショットはありましたが、いいゴルフを続けていると感じます」
-「ミッシェルはまだ勝ち方を知らない、と言わせない為にも今週勝てたら最高ですね」
ミッシェル
「ええ、1日も早く勝ち方を学びたいと思います」