馬場咲希が“最終”進出圏内に浮上／米女子2次予選会3日目

◇米国女子◇Qスクール・ステージII 3日目（19日）◇プランテーションG＆CC（フロリダ州）◇ボブキャットコース、パンサーコース（ともにパー72）

68位から出たアマチュアの馬場咲希（東京・代々木高）がパンサーコース（PC）を6バーディ「66」で回り、通算4アンダーの19位に浮上した。あす20日（金）の最終ラウンド終了時に40位以内を確保すれば、12月の最終ステージ「Qシリーズ」（11月30日開幕、アラバマ州マグノリアグローブGC）に進出する。

全選手が2コースを回る4日間競技。馬場は前日「73」を記録したコースで高い修正力を見せた。1m強のチャンスを生かした前半13番（パー5）から2連続バーディ。17番から再び2連続として勢いづき、ノーボギーでまとめた。

2日目のラウンド後、夕方まで長時間練習に取り組んだ。「ショットに対しての考え方、アングルが悪い時のアプローチの打つ前の意識なんかを練習で見直した」という。「（残り2日で）1日は絶対にスコアを伸ばさなければいけない日があると思っていた。伸ばせて良かった」と最終ラウンドを前に安ど。「カットラインを意識しすぎないように、きょうみたいにバーディを狙って、いつものように回れたら理想だなと思います」と気を引き締め直した。

馬場は8人の日本勢でトップ。23位から出たアマチュアの長野未祈（みのり／オレゴン大）はPCで「75」として谷田侑里香と同じ1オーバー53位に後退した。山路晶は4オーバー88位、上原彩子は7オーバー122位、伊藤真利奈は8オーバー127位。12オーバー159位の山口すず夏も進出圏外で最終日を迎える。

原英莉花は提出したスコアカードに誤記があり、失格になった。