米国女子ツアー

リベンジを誓う宮里藍とK.ウェブの対決は2週間後

2006/01/20 09:00

2006年「ANZレディスマスターズ」、世界を舞台に戦う宮里藍のスタート(個人戦)はオーストラリアが舞台となる。2月2日から5日、オーストラリア・クイーンズランド州ゴールドコーストにあるロイヤルパインズが開催コース(6,434ヤード、パー72)。この試合は欧州女子ツアーと豪州女子ゴルフ協会の共同開催トーナメントとなっているが、アメリカLPGAツアーの公認ではないのでアメリカの賞金ランキングには加算されない。

昨年の大会、宮里は初日に9バーディ、ノーボギーの「63」で単独トップの好スタート。3日目を終えて宮里は15アンダー、2位の選手には3打差、地元の英雄カリー・ウェブとは4打差をつけて最終日を迎えたが、ウェブが「67」をマーク。「72」で回った宮里を逆転し地元優勝を飾っている。

今年は宮里に加え、諸見里しのぶ上原彩子藤島妃呂子もが出場、計4人の日本人選手が参戦となる。諸見里は日本とアメリカ、両ツアーの出場資格を持っているが、昨年アマチュアとして参戦した欧州女子ツアーのタイランド女子オープンで1打差の3位タイに入賞している。上原は宮里、諸見里と同じ沖縄出身の選手。昨年日本女子ツアー46位、念願のシード権を得た22歳。藤島は熊本出身の28歳。昨年日本ツアーのランキングは86位だが、ステップアップツアーで優勝がある。弟3人(豊和、晴雄、征次)は東北福祉大学で活躍したゴルファー(豊和はプロ転向)である。

1995、2002、2004年にこの大会を制覇しているアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は欠場となるが、昨秋世界ゴルフ殿堂入りとなったウェブはもちろん参戦、この大会6回目の優勝を狙う(1998、1999、2000、2001、2005年度優勝)