「気持ちで打った」8mのパーパット 西村優菜はデビュー戦を2アンダー発進
2023/03/24 14:35
◇米国女子◇LPGAドライブオン選手権 初日(23日)◇スーパースティションマウンテンGC(アリゾナ州)◇6526yd(パー72)
米ツアーデビュー戦の初ラウンドは「いい緊張感」の中でプレーできた、と西村優菜は言う。午前組でインコースから出て3バーディ、1ボギーの「70」でプレーし、大会前に掲げたアンダーパーの目標を守って滑り出した。
「少し緊張はあったけど、その中でうまく頭を使いながらできたかな」。前半11番で残り110ydから得意のPWでピンそばにつけて、バーディを先行した。16番でアプローチをミスしたが「とにかく諦めないで打とうという気持ちで打ったら入ってくれて。そこからいい流れになったかな」と8mのパーパットをねじ込んで勢いづき、18番(パー5)のバーディにつなげた。
3番で3パットのボギーをたたいた後も崩れることなく踏みとどまり、「自分ができることはできたんじゃないかな。とにかくコースが難しいので、集中しないといけなかった。自然と集中できたのが良かったかな」。慣れ親しんでいない芝でのスコアメークに注力した。
週末への切符をつかむためにも、2日目は「60台を目指したい」。試行錯誤を繰り返して、経験値を積み重ねる。(アリゾナ州ゴールドキャニオン/石井操)