米国女子ツアー

ワールドカップ女子ゴルフ/初日の諸見里しのぶ

2007/01/20 09:00
慎重にボールのラインを読む諸見里しのぶ

1番のティショットを放った諸見里は、思わず「あっ」と叫んでいた。朝一番のティショットは右に飛び出し、ボールはラフに止まった。2打目のリカバリーが成功し、このホールはパーセーブとしたが、その後もショットの調子が上がらない。パー3を除く14ホール中、フェアウェイをキープしたのはわずかに6回。「1、2番でミスして、しっかり振れなくなってしまった」と唇をかんだ。

「すごい、みっとも無いプレーをしてしまいました。私が出入りの激しいゴルフをしなければ、桃子も流れに乗れたかもしれなかったのに・・」。

シーズンオフも休み無く練習をし、現地入りしてからも好調なプレーを続けていただけにその悔しさは大きかった。「今日が日本チームにとって一番つらい日にしたいです。明日からはお互い助け合えるし、もっともっといいスコアを出したいです」。

この日は12番のバーディ以降立ち直りを見せたが、それでも「ショットが悪かったので」と満足感はない。「明日は絶対に巻き返します」。その言葉を信じよう。