2022年 NW アーカンソー選手権

最終ホールで大歓声 古江彩佳がイーグル締めに「カンペキでした」

2022/09/25 10:34
微妙なパーパットもしっかり決めた

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 2日目(24日)◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

18番グリーンへの坂を上がりながら、大歓声に包まれた。古江彩佳が最終18番(パー5)でピン1mに2オン。イーグルパットを沈めて沸き起こった歓声へのリアクションは、片手を軽く上げるのみ。「1m弱でも、いつ外れるかわからない」と慎重に沈めた一打で、長い一日を締めくくった。

バーディチャンスにつけながら、獲り切れないホールが多かった。ショットの調子は悪くないのにダブルボギーが1つにボギーが2つ。「1つのミスが大きいミスにつながった」と、13番のダブルボギーはティショット、セカンドショットと連続でラフにつかまりグリーンを捉えられなかった。

ショット前のルーティン

「もったいない。バーディチャンスも、結構あったかなと思います」と伸ばしきれなかったことが悔やまれるが、最終ホールで耐えた一日のごほうびがきた。フェアウェイから7Wで振り切った残り200ydの第2打を「カンペキでした」と振り返る。

セカンド地点からは打ち上げになっているため正確な位置は見えなかったが、降ってくるような大歓声でイーグルチャンスを確信した。1イーグル6バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「67」で締めくくり、通算7アンダー27位で最終日に進む。「チャンスについたときに、しっかりバーディを増やしていけるようにしたい」と、この日に伸ばせなかったぶんは、あすに持ち越しだ。(アーカンソー州ロジャース/谷口愛純)

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