西村優菜はボギーフリーで最終ホールを迎えた4人のうち、予選落ちした唯一の選手に
◇女子メジャー第5戦◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 2日目(5日)◇ミュアフィールド (スコットランド)◇6649yd(パー71)
初めてミュアフィールドで開催された全英女子オープン。日本勢4人を含む65人が決勝ラウンドへと駒を進めた。2日目の主な記録をまとめた。
◆コースレコード
初日首位の渋野日向子に続き、2日目に「65」をマークしたのは、マデレーネ・サーストレム(スウェーデン)とアシュリー・ブハイ(南アフリカ)の2人。ともに13位から2位に浮上した。
◆チョン・インジ
6月の「全米女子プロ」を制したチョン・インジ(韓国)が5位から首位に浮上。「66」は自身が記録した全英女子でのベストスコア。これまでは2016年大会3日目と17年大会最終日の「67」が最高だった。
◆マデレーネ・サーストレム
サーストレムの「65」は自身の全英女子でのベストスコア。2021年大会は最終日の最終ホールでボギーをたたき、1打差の2位に終わった。
◆アシュリー・ブハイ
ブハイの「65」は2019年大会初日に続くベストスコア。渋野日向子が制した同大会は、2日目に「67」で回り、予選ラウンド36ホールの最少スコアを記録。自己最高の5位で終えた。
◆ボギーフリーはゼロ
2日目にボギーなしでプレーした選手はゼロ。最終18番までボギーなしで迎えた4人のうち、ブハイが2位、アタヤ・ティティクル(タイ)が17位、リリア・ヴが49位で決勝ラウンドへ。一方、西村優菜は3バーディとして迎えた最終ホールでボギーをたたき、1打足りず、通算4オーバー66位で予選落ちした。
◆前年覇者の予選落ちは3大会連続
前年覇者のアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)が66位で予選落ち。ディフェンディングチャンピオンが決勝に進めなかったのは、2020年の渋野日向子、2021年のソフィア・ポポフ(ドイツ)に続き3大会連続となった。
◆ローズ・チャンがローアマ有力
アマチュアは8人が出場し、世界アマチュアランキング1位のローズ・チャンが35位でただ一人、決勝ラウンドに進んだ。72ホールを完走すれば、ベストアマチュアに与えられる「スミス・サルバー賞」を獲得する。
<アマチュアの成績>
35T/E/ローズ・チャン
103T/+7/橋本美月、ヴァレリー・プラタ
114T/+8/イングリッド・リンドブラッド
119T/+9/アンナ・デービス、ケイリー・マクギンティ
124T/+10/サバンナ・デ・ボック
137T/+13/ジェス・ベーカー