「ラッキーもあったかな」古江彩佳の“15フィート超えパット”がスゴイ

◇米国女子◇トラストゴルフ スコットランド女子オープン 初日（28日）◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6584yd（パー72）

大会初出場の古江彩佳が「69」をマークし、3アンダー18位でスタートを切った。2つボギーを叩いたが、雨風が強まった午後組で5バーディを奪取。後半10番で10m超をねじ込み、16番ではグリーン手前のポットバンカーから3オン、7mパットを決めてパーセーブするなど、パッティングが光る1日だった。

日本ツアーでも屈指のパッティング巧者。米ツアーでも今季の平均パット数はツアー36位と上位につけているが、長い距離で特に強い。

米女子ツアーが発表している統計データ（KPMGパフォーマンス・インサイト）ではさらに細かく距離別のスタッツが出されており、今季「15フィート超えを決めた数」で「69」回をマークした古江が1位。2番手のサラ・シュメルツェルに8ポイント差をつけてのトップだった。

「ラッキーもあったかなという感じで、ロングパットが入ってくれた」と振り返ったが、技術力の高さは数字に裏付けられている。（スコットランド・アーヴィン／谷口愛純）

＜今季15フィート以上のパットを決めた数 上位選手＞
古江彩佳「69」
サラ・シュメルツェル「61」
畑岡奈紗「58」
カルロタ・シガンダ「58」
ジェニファー・カップチョ「57」