2022年 アムンディ エビアン選手権

首位発進の難しさ 古江彩佳は「72」で後退

2022/07/23 07:27
2日目は若干ショットが乱れるシーンも

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 2日目(22日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71)

首位スタートを切った古江彩佳は2バーディ、3ボギーの「72」で回り、通算7アンダー11位で決勝ラウンドに進出した。ショット、パットとともにかみ合わず「苦しい展開」が続いた。

トップには離されたものの好位置で決勝進出した

後半11番にして「やっと入ってくれた」とパットを流し込んでようやくバーディを奪うと次の12番でボギー。「今日のベストショット」と6UTで会心の一撃を披露しバーディにした14番(パー3)の次のホールで再びボギーを喫したのもダメージになった。

2日間を通してフィールドベスト「63」という好スコアを出した初日と比べ、寄らないショットにもどかしさが増えた。「どこかで“トップ”が意識にあって伸ばしきれなかった」。自信を持って打てていないショットも反省しながら、メジャーでの首位発進後の難しさを感じた。

メジャー大会の難しさをにじませた

トップ集団には世界ランキング1位に君臨したことがあるネリー・コルダ(現在単独2位)やユ・ソヨン(同3位タイ/韓国)をはじめ、世界ランク2位まで上り詰めた経験があるブルック・ヘンダーソン(首位/カナダ)、実力者がそそり立つ。「ちゃんとついていきたいですね」。世界ランキング31位でも、トップ選手を押しのけられる可能性はある。(フランス・エビアン/石井操)

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