2022年 DIOインプラントLAオープン

5打差圧勝 畑岡奈紗の最終日18ホール詳細

2022/04/25 16:18
最終日18ホールの詳細を追う

◇米国女子◇DIOインプラントLAオープン 最終日(24日)◇ウィルシャーCC (カリフォルニア州)◇6447yd(パー71)

畑岡奈紗が今季初勝利、米女子ツアー6勝目を挙げた。後続に4打差をつけてスタートし、「67」をマークして目標通りの通算15アンダー。5打差で逃げ切った。圧勝となった18ホールを村上航カメラマンの写真と振り返った。

◆1番 バーディ 5打差首位

1番でバーディを先行した

ハンナ・グリーン(オーストラリア)との 2サム。オナーで 1Wショットを放ち、フェアウェイ真ん中に置く。アイアンでの2打目はピン左奥8m。いきなり沈めて最高のスタート。

◆2番(パー5) パー 5打差首位

アプローチはピン左6mに

1Wでフェアウェイ、60ydほどに刻み、3打目はピン左6mに落とし 2パット。同伴のグリーンは2打目でエッジまで運びながらパー止まり。

◆3番 パー 4打差首位

2打目を2.5mにつけた

右サイドに流れるフェアウェイをUTでキープ。2打目でピンそば2.5mにつけるが、バーディならず。ポアナ芝が伸びる午後のプレーらしいシーン。セカンドを内側につけたグリーンがバーディ。

◆4番(パー3) バーディ 4打差首位

4番で2つ目のバーディ

細長いグリーンの奥、上の段に切られたピンを攻め込み、左手前2mのチャンス。8mのバーディパットをグリーンが決めた後、入れ返してリードを保つ。

◆5番 バーディ 5打差首位

8mを沈めて2連続バーディ

1Wショットを左サイドのフェアウェイへ。アイアンで手前8mに乗せる。フックラインを沈めてガッツポーズ、連続バーディで差を広げた。

◆6番 ボギー 5打差首位

ダブルボギー以上の危機もあったが、ボギーでしのいだ

1Wで右に曲げ、砂地にこぼれる。硬い地面からアイアンで低く出すが、右のラフで止まった。3打目は左手前のラフ、アプローチは5mオーバーしたが、下りのパットを沈めてナイスボギー。

◆7番(パー3) バーディ 6打差首位

すぐにバウンスバックした

前日とは違う右側のティイングエリアからピン左1.5mにピタリ。軽いスライスラインを慎重に読み、しっかりバウンスバック。

◆8番 パー 6打差首位

ティショットはフェアウェイをとらえた

アクセル全開で、フェアウェイからの2打目は右からの風、傾斜も使ってピン左2mについた。バーディパットは惜しくもカップの右を通過。

◆9番 パー 5打差首位

ハリウッドサインに向かって

ハリウッドサインに向かって打つ1Wショットは280ydドライブ。2打目はグリーンの手前側に乗り、パットはショート。グリーンが7mのバーディパットを決める。

◆10番 パー 5打差首位

バンカーから1m以内に寄せた

5打のリードを持ってサンデーバックナインに突入。2打目をバンカーに入れた後、ウェッジで1m以内に寄せた。ピンチにも動じず。

◆11番 パー 5打差首位

グリーン奥に外したがパーセーブ

1Wショットはフェアウェイへ。アイアンでの2打目はグリーン右奥のバンカー手前で止まる。1パットで難なくパーセーブ。

◆12番(パー3) パー 5打差首位

グリーンをとらえる

風が回り、距離の長いパー3。アイアンでグリーンセンターをとらえた。大きなフックラインは1mショート。丁寧にパーを拾う。

◆13番(パー5) パー 5打差首位

バーディパットは決められず

どちらもパーが並び、なかなかオナーが回ってこないが、1Wショットはフェアウェイ中央。3Wでの2打目は手前花道、ウェッジショットは右に流れて2パット。

◆14番 パー 5打差首位

ティショットはバンカーに

3Wでの刻みの第1打はフェアウェイ中央右寄りのバンカーにこぼれる。左足下がりの難しいライからクリーンに打ち、グリーンをキャッチ。 3mのパーパットをねじ込む。

◆15番(パー5) イーグル 6打差首位

圧巻のイーグルで勝利をほぼ手中に

フロントティから1Wでフェアウェイ左サイドをキープアイアンで2オン。上の段から、下の段に切られたカップへの15mのパットが沈み大歓声を呼んだ。

◆16番 パー 6打差首位

フェアウェイをキープ

1Wでフェアウェイキープ。右サイドに立つピンを攻め、奥5mにつける。下りのバーディパットは惜しくもカップ右に外れた。

◆17番 パー 6打差首位

パーとして最終ホールへ

前日3日目に同組のコ・ジンヨン(韓国)が「8」をたたいたパー4。 1Wショットは左サイドに突き抜けるが、きっちり 2オン2パットでクリア。

◆18番(パー3) ボギー 5打差優勝

最後はボギーとしたが、5打差で勝利

ティショットはグリーン左からこぼれ落ちる。左足下がり、つま先上がりのライ。ウェッジでフワリと浮かせて乗せる。5mのパーパットはカップの右にそれ、返しを入れて優勝。

15番は2オンに成功してイーグル
最後のティショットはグリーンからこぼれ落ちた

2022年 DIOインプラントLAオープン