2022年 ドライブオン選手権

難しいけど楽しい 古江彩佳はゴルフ脳をフル回転

2022/02/04 12:40
タフなコンディションでも楽しむ姿勢を貫く

◇米国女子◇LPGAドライブオン選手権 初日(3日)◇クラウンコロニーG&CC(フロリダ州)◇6592yd(パー72)

古江彩佳は5バーディ、3ボギーの「70」で回り、2アンダー34位で米ツアーメンバーとしての2試合目を滑り出した。

前週に続いて風が吹くコンディション。さらに硬くて速いグリーンへの対応が加わり、脳をフル回転させた。

高さを出してピンポイントで止めていくタイプではないだけに「落としどころが難しかった。アゲンストならまだ読みやすいけど、フォローだと、自分のスピン量とかも含めてしっかり分かっておかないと、距離感を合わせるのがすごく難しい。そこですごく頭を使わされた」。パー5のセカンドも、風を読みながら3打目に残す距離を逆算して番手選びに細心の注意を払った。

序盤は珍しく1Wショットが乱れたが、リズムを修正

パープレーで折り返した後半11番から3連続バーディを奪った。1Wショットを左ラフに入れた12番(パー5)では、残り86ydから58度のウェッジでピンに絡めた。「ちょっと飛び過ぎたかなと思ったけど、うまくスピンがかかって寄ってくれた」

アゲンストの風が吹くタフなパー4の15番、16番は寄せワンのパーセーブ。最終18番(パー5)の3パットボギーを悔やんだが、「難しいコースにこうやってトライできているのはすごく楽しい。うまく攻略していきたいなって思わせてくれる」。笑顔で2日目を見据えた。(フロリダ州フォートマイヤーズ/亀山泰宏)

初日は午後組でプレー。朝のティオフとなる2日目へ「早く寝ます」

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