2021年 AIG女子オープン(全英女子)

全英初のアンダー発進 畑岡奈紗「ひとつ目標はクリア」

2021/08/19 22:15
畑岡奈紗は2アンダー発進(Charlie Crowhurst/R&A/R&A via Getty Images)

◇海外女子メジャー◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 初日(19日)◇カーヌスティGL(スコットランド)◇6850yd(パー72)

メジャー初優勝を目指す畑岡奈紗は3バーディ、1ボギーの「70」でプレーし、2アンダーで終えた。小雨の中、前半2番から連続バーディ、5番でボギーをたたいたが、11番ではバーディを奪った。

「ティショットも安定していたし、迷いなくストロークできていた。パッティングの距離感、読みも良かった」。風のあるリンクスコースの中でもツアー屈指の難コースとして知られているが、イメージもいい。

全英女子は4年連続4度目の挑戦。2017年から初日は「75」「76」「74」とオーバーパーをたたくなど、苦しんできた。

「毎日2アンダー伸ばせば、チャンスはあると設定していた。ひとつ目標をクリアできた」と初のアンダーパー発進に胸をなでおろした。

初日は世界ランキング1位で2週前の東京五輪で金メダルを獲得したネリー・コルダと同組。「いつも通りのネリーのプレーで、飛距離を持ち味として、ピンを攻めてくる」。コルダは5アンダーで初日を終えたが、まだ自身のプレーと比べることもない。

この日は午前8時9分スタートだったが、あすは午後0時49分。「風は午前中よりも強くなるので、フェアウェイキープ率、パーオン率を落とさないようにしたい」。日本のエースとして期待に応える。

2021年 AIG女子オープン(全英女子)