2大会連続3度目 五輪女子ゴルフ競技を振り返り
2021/08/04 07:00
◇東京五輪 女子事前(4日)◇霞ヶ関CC東コース(埼玉県)◇女子6648yd(パー71)
五輪女子ゴルフ競技は東京大会で2大会連続3度目の開催となる。1900年パリ(フランス)に始まり、2016年リオ(ブラジル)と続いてきたが、過去の大会を振り返ってみた。
■1900年 パリ五輪
初めてゴルフ競技が採用された。コンピエーニュ・クラブで開催され、フランスとアメリカの2カ国から10人の選手が参加した。
男子は36ホールだったが、女子は9ホールのストロークプレーで争われ、マーガレット・アボット金、ポリー・ウィッター銀、アビー・プラット銅と米国勢がトップ3を独占した。
男子ゴルフは続く1904年セントルイス五輪(米国)でも採用されたが、女子は採用されなかった。
■2016年 リオ五輪
女子ゴルフはパリ以来、116年ぶりに復活。60人による4日間72ホールのストロークプレーで争われた。会場はオリンピックゴルフコースで野村敏京と大山志保が日本勢として出場。野村は3位と1打差の4位、大山は42位に終わった。
朴仁妃(韓国)が金、リディア・コー(ニュージーランド)銀、フォン・シャンシャン(中国)銅と続いた。