2021年 アムンディ エビアン選手権

東京五輪逃した悔しさも糧に 古江彩佳「上位で争えて良かった」

2021/07/26 10:27
悔しさをバネに古江彩佳が健闘、4位に入った(Stuart Franklin/Getty Images)

◇海外女子メジャー◇アムンディ エビアン選手権 最終日(25日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71)

古江彩佳が昨年「全米女子オープン」に続く自身2度目のメジャーで堂々のプレーをみせた。6バーディ、2ボギーの「67」で通算15アンダー4位に食い込み、2022年大会の出場権を獲得した。

優勝したミンジー・リー(オーストラリア)とともに最終日最終組の1組前をプレー。ティショットをラフに入れた1番でボギーが先行した前半こそ一進一退の展開だったが、サンデーバックナインで4バーディを量産した。

2打目を奥のピンまで果敢に突っ込んだ11番でバーディを奪うと、15番(パー5)は右から大きく傾斜で回し、あと少しでチップインイーグルという絶妙の寄せを披露。続く16番(パー3)も左右に曲がりくねる15mほどのロングパットを流し込んでガッツポーズ。最終18番(パー5)もバーディで締めくくった。

中継局のWOWOWのインタビューに「オリンピックに出られなかったことは悔しいですけど、こっち(海外)に来て、メジャーで上位で争うことができて良かった」と充実の表情。

東京五輪の日本代表入りには惜しくも届かなかった21歳だが、次戦「AIG女子オープン(全英女子)」(8月19日~/スコットランド・カーヌスティGL)も含めた海外メジャー2連戦に思いをぶつける。

2021年 アムンディ エビアン選手権