「全米女子プロ」観客受け入れ ワクチン接種とマスク義務付け
2021/05/04 10:10
全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)は4日、6月24日から27日にジョージア州アトランタアスレチッククラブで開催される「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」で、約8000人の観客を受け入れると発表した。
ジョンズクリーク市との調整および米国疾病対策センター(CDC)の指導に基づいて決定したとし、新型コロナウイルスの動向を注視し、州の公衆衛生当局と連携しながら、感染予防と健康対策などを実施。ワクチン接種のほか、すべての観客、スタッフ、ボランティアにマスク着用を義務付ける。
PGAオブ・アメリカのジム・リッチソン会長は、「全米女子プロの継続的な上昇傾向と大きな可能性に期待している」とコメントした。
昨年の「全米女子プロ」(ペンシルベニア州アロニミンクGC )はコロナ禍のため6月から10月に延期されて開催。無観客で行われ、キム・セヨン(韓国)がメジャー初制覇を果たした。主な日本勢は畑岡奈紗が3位、初出場したメジャー覇者の渋野日向子は58位だった。