米国女子ツアー

ゴルフきょうは何の日<2月8日>

2021/02/08 13:00

2015年 キム・セヨンが本格参戦2戦目でツアー初優勝

米女子ツアーに新しい風を吹き込んだ

連日のサスペンデッドに加え、プレーオフにまでもつれこんだ米女子ツアー第2戦「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」。ツアールーキーの22歳、キム・セヨン(韓国)が通算14アンダーでトップに並んだユ・スンヨン(同)、アリヤ・ジュタヌガン(タイ)との三つどもえの戦いを制してツアー初優勝を飾った。

プレーオフ1ホール目でキムがただ一人バーディを奪って早々に決着。右手を高々と突き上げて喜んだ。日本勢は宮里美香が通算8アンダー19位、宮里藍が通算7アンダー24位だった。

2010年にプロ転向、韓国ツアー(KLPGA)で腕を磨き、14年末の米ツアーQスクールを突破して米ツアーに主戦場を移したキム。「米ツアーで優勝することは10年前からの夢だった。本当に驚いているわ」と初々しい顔で話した。

2020年には「全米女子プロ」でメジャー王者となるなどツアー通算12勝。現在は世界ランキング2位につける実力者となっている。