2020年 全米女子オープン

全米女子オープン覇者キム・アリムが2021年から米ツアー参戦

2020/12/22 11:15
全米女子オープンを制したキム・アリムは来季、米ツアーに参戦する(Jeff Haynes/USGA)

14日まで行われていた「全米女子オープン」で初出場初優勝を飾ったキム・アリム(韓国)が、2021年から米ツアーメンバーとして本格参戦することを決めた。米女子ツアー(LPGA)がツイッターで発表した。

渋野日向子が単独首位に立っていた最終日に5打差9位から大まくり。1998年の朴セリ以降、10人目(11度目)となる韓国勢の「全米女子」制覇は大会史上最大の逆転劇でもあった。

韓国女子ツアーでは18、19年と1勝ずつを挙げるも、今季は未勝利で賞金ランキング21位にとどまっていた25歳。世界ランク94位は、2006年のランキング発足以来最も低い順位での「全米女子」優勝だった。

直後の会見では「慎重に考えたい」と話すにとどめていた米ツアー参戦を決断。8月の「AIG女子オープン」(全英女子)を制したソフィア・ポポフ(ドイツ)に続くノンメンバーのメジャーVとなり、本来の5年ではなく2年シードが与えられる。

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