野村敏京「流れが崩れた」前日ミスを悔やみつつ米ツアー連戦へ
2020/08/24 10:06
◇メジャー第1戦◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 最終日(23日)◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇6649yd(パー71)
強風が吹き荒れた前日までの3日間と変わって風が穏やかになった最終日。野村敏京は2バーディ、1ボギーの「70」で回り「静かなゴルフでしたね」と苦笑した。腰痛回復に努め、今季初となるメジャーは通算6オーバーの22位で終えた。
5番(パー3)は上5mを沈め、7番は1mを決めて前半2バーディを奪った。33位からトップ10を目標に後半も巻き返しを狙ったが「流れが悪くなっていましたね」。大会を通じて悔やんだのが前日の9番。ティショットを右ブッシュに入れてロストボールとなった。上位争いから離脱する痛恨のダブルボギーで「流れがあるけど、あそこ(前日の9番で)流れが崩れて、うまく打ってもパットが入ってくれなかったですね」。
新型コロナウイルス感染拡大によるツアー中断期間は腰痛の回復時間に充てた。3年ぶりに出場した今大会を含め、3試合連続予選通過と復調を実感している。
無観客による影響を「練習ラウンドみたいな感じですね」と笑い飛ばし、「風がすごい吹いている中でも良いスコアで回れたり、まあ楽しかったですね。とりあえずKPMG(女子PGA選手権/10月第2週)までは試合に出ていきます」。好感触も口にし、再び始まる次週「ウォルマート NW アーカンソー選手権」(アーカンソー州ピナクルCC)からの米本土での連戦に目を向けた。