2020年 ASIスコットランド女子オープン

「全英女子」前哨戦も無観客開催 選手入国時の検疫措置は免除へ

2020/07/08 10:55
荒天の2019年大会を制したハー・ミジョン(Mark Runnacles/Getty Images)

スコットランドのルネッサンスCで8月13日開幕を予定している米女子ツアー「ASIスコットランド女子オープン」が無観客で開催されることとなった。

すでに無観客開催を発表した翌週の女子メジャー「AIG全英女子オープン」(スコットランド・ロイヤルトルゥーンGC)の前哨戦として位置づけられ、全英女子連覇がかかっている渋野日向子も「推薦(出場の権利)がいただけるなら」と参戦に前向きな姿勢を見せていた。

スコットランド政府、大会スポンサー、米国女子ツアー(LPGA)、欧州女子ツアー(LET)らが協議を行い、入国時の14日間の自主隔離など選手への検疫措置を免除する方針を確認。政府の基準を満たし、世界保健機関(WHO)のガイドラインを遵守して厳格な大会運営を行うとしている。

冠スポンサーであるアバディーンスタンダードインベストメントのジル・マックスウェル氏は「ロックダウン措置が緩和してきている中でも、トーナメントを予定通り行う決定は簡単ではない。大会に関わる全員の安全と健康が最優先であり、タイトルスポンサーとして状況を注視し、変化した場合は対応していく」とした上で、「このニュースが、テレビや様々なソーシャルチャンネルで視聴できるスポーツファンに喜びをもたらすことを願っている」とコメントした。

2020年 ASIスコットランド女子オープン