プロデビューの吉田優利 縁ある地で「やっとスタートライン」
2020/02/12 17:00
◇米国女子◇ISPS HANDA オーストラリア女子オープン 事前(12日)◇ロイヤルアデレードGC(オーストラリア)◇6689yd(パー73)
2019年の日本ツアーのプロテストに合格し、米ツアーでプロデビュー戦を迎える吉田優利は「緊張しますけど、ワクワクしますね」と初々しく話した。
開催会場のロイヤルアデレードGC はアマチュア時代の2018年に出場した「ゴルフ・サウス・オーストラリア・アマチュア・クラシック」で2位に入ったコース。「縁を感じます」と経験を積んだ思い出の地だ。
今大会への出場が決まるとすぐに3年半所属していたJGA(日本ゴルフ協会)ナショナルチームのヘッドコーチ、ガース・ジョーンズ氏に連絡を取った。「その週が空いていると言っていたので来てもらいました」と強力な助っ人とともにデビュー戦に挑む。
コースの印象について「ここはチャンスのパー5と、耐えるパー4 のメリハリが多くあって、守ったり、攻めたりしないとスコアがどんどん崩れていくイメージがある」。また、グリーン周りをポイントに挙げ、パター以外のクラブを使用していかに寄せられるかが攻略のカギとした。
プロになって初の試合に19歳は「まだ実感はわかないけど、プロになれたことは嬉しい。やっとスタートラインに立てたなと思う。『プロ』を意識し過ぎずに普段通りプレー出来たらいい」と語った。