米国女子ツアー

桃子、苦しいスタート「パターが・・・」

2008/03/28 13:27
遅くまでパッティング練習をする上田桃子 ※写真はフィールズオープン時

「コース的には自分に合うと思っていたけど、思った以上に伸ばせなくて残念です」。米国女子ツアー第5戦「セーフウェイインターナショナル」初日を2バーディ5ボギーの「75」、通算3オーバー116位タイで終えた上田桃子は悔しそうな表情を浮かべた。

「パターが決まりませんでした」。3番ではティショットを左に曲げて3オン2パットのボギー。5番からは2m以内のパーパットをことごとく外して3連続ボギーとした。

国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」に出場後、宮崎でミニ合宿を行った上田。その際、男子プロらを見て、「肩と手だけでパッティングをしている」と、体が動いてしまう自分のストロークに修正を施したが、それがまだしっくりこないという。

連日、遅くまでパター練習を繰り返している上田だが、日本と違って4日間大会が多く、移動時間も長い米ツアーでは、あまり練習しすぎても体力を消耗してしまう。「あまり効率の良い練習が出来ていないです」と、新しい環境への慣れも課題の一つだ。

それでも飛距離ではこの日一緒に回ったアニカ・ソレンスタムローラ・デービースにも引けを取らない。「予選通過を目指して、アンダーを出したいです」と、2日目に向け巻き返しを誓った。