1アンダー59位タイ発進の上田、「明日は5つ伸ばしたい!」
2008/05/09 13:50
先週、無念の予選落ちを喫し、その雪辱に燃える上田桃子。コースも広く、華やかで好きという「ミケロブウルトラオープン」の初日に挑んだ。
12時21分に1番からスタートした上田は、3番パー5で2オンに成功すると、5mのイーグルパットはわずかに外れたものの、確実にバーディを奪う。だが、6番、9番とティショットがラフに捕まり、パーオン出来ずにボギーとしてしまう。開幕前、「ドライバーとパッティングの調子があまりよくない」と話していた心配が、そのまま出てしまった。
それでも、後半に入り、10番、16番と2つのバーディを奪って盛り返し、最終的には3バーディ2ボギーの「70」、通算1アンダーの59位タイで初日を終えた。
「パットがなかなか入らなかった」と渋い表情の上田。「思ったところに打てているけど、入らない」と、ストロークよりはグリーンの読みに問題があったという。キャディの川口氏も「今日は二人でグリーンが読めませんでした」と、微妙なアンジュレーションのあるグリーンに手こずったことを認めた。
「明日は、ショットかパットのどちらかが噛み合ってくれれば5つくらい出したい」と、ビックスコアが出る手ごたえは感じている。この日の最終ホールで、川口氏に指摘され「ドライバーのリズムが早かったことに気付いた」という上田。爆発力は秘めているだけに、ドライバーを修正した明日の浮上に期待したい。