日本女子ゴルファーのメジャー戦歴を振り返る
2019/08/05 05:46
◇海外女子メジャー◇AIG全英女子オープン 最終日(4日)◇ウォーバーンGC(イングランド)◇6585yd(パー72)
渋野日向子が日本人史上2人目の女子メジャー制覇を成し遂げた。1977年「全米女子プロゴルフ選手権」を制した樋口久子以来2人目の快挙。最終日は単独首位からスタートし、一時はその座を失ったものの、最終18番でバーディパットを決めて「68」をマーク。通算18アンダーとして後続を1打差で振り切り、20歳はキャリアで初めての海外試合で岡本綾子、宮里藍らが阻まれ続けた高い壁を飛び越えた。
<主な日本人女子メジャー成績>
■樋口久子/最高位:優勝
1977年「全米女子プロゴルフ選手権」で2位に3打差をつける通算9アンダーで優勝。これが男女含め日本勢初のメジャー制覇。2013年に男子シニアメジャー「全米シニアプロゴルフ選手権」で井戸木鴻樹が優勝した。男子レギュラーでのメジャー覇者はいない。
■岡本綾子/最高位:2位
1987年「全米女子オープン」で三つどもえのプレーオフに進出したが、敗れて2位。89、91年の「全米女子プロゴルフ選手権」など6試合で2位になった。
■宮里藍/最高位:3位
2006、10年の「全米女子プロゴルフ選手権」で3位に入った。09年の「全英女子オープン」でも3位。
■宮里美香/最高位:2位
2012年「全米女子プロゴルフ選手権」で2位。同年「全米女子オープン」では7位、「全英女子オープン」は4位に入った。
■畑岡奈紗/最高位:2位
2018年の「全米女子プロゴルフ選手権」(KPMG女子PGA選手権)でパク・ソンヒョンとユ・ソヨン(ともに韓国)とのプレーオフに突入。1ホール目で脱落し、2位に終わった。