ミケルソンらがPGAツアーとの裁判から離脱 LIVの提訴で「必要なくなった」

サウジアラビア政府系ファンドの資金を背景とするゴルフの新リーグ「LIV招待」に参戦する選手らがPGAツアーに出場停止処分撤回を求めた訴訟から、フィル・ミケルソンら4選手が27日、離脱した。

ロイター通信やワシントンポストの報道によると、ミケルソンはリーグを運営するLIVゴルフを通じて「LIVが訴訟に加わったことで選手の権利は守られるため、私がこれ以上訴訟の進行に関与する必要はないと感じた」との声明を出した。

提訴を取り下げたのはほかにテーラー・ゴーチ、イアン・ポールター（イングランド）、ハドソン・スワッフォード。

8月に北カリフォルニア連邦地裁に提訴していた11選手のうち、LIVゴルフの参加に伴ってすでに別の4人が取り下げており、個人で訴えを継続しているのはブライソン・デシャンボー、マット・ジョーンズ（オーストラリア）、ピーター・ユーラインの3人となっている。