2011年 ファンケルクラシック

単独2位浮上の奥田、原点に戻り“イメージ”重視!

2011/08/20 18:55

静岡県の裾野カンツリー倶楽部で開催されている「ファンケルクラシック」に出場中の奥田靖己が、2日目、5バーディ、ノーボギーのラウンドで通算10アンダーとし単独2位に浮上した。初日も5アンダーとスコアを伸ばして単独4位でのフィニッシュだったが、「昨日がとても良かったので、そのイメージを大事にして打っていったらよい結果に」繋がったと話す。

「昨日夜の雨で芝が濡れ、風はアゲンストだったので、ピンにベッタりとつけたバーディはなかったけど、今日は周りが(スコアを)伸ばそうが、落とそうが自分の感じでやろうと思っていた」。

普段は色々と考えるタイプだという奥田。「パッという感覚だけで打つ。このような原点に帰るまでにはいろいろ悩んだ。何やってもあかんかった。あれもこれも悩んですべてが解決するまでに、600年くらいかかるわ」と試行錯誤の道のりがあった故、冗談交じりに語った。

単独首位に立つキム・ジョンドク(韓国)とは、レギュラーツアー時代に2戦、最終日最終組をラウンドし、ともに2敗を喫しているという奥田。「キムさんは強い」と、ライバルの強さと存在を意識しつつ、過去の敗戦のリベンジに燃える。(静岡県裾野市・糸井順子)

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