2022年 コスモヘルスカップ シニア

日本生活28年 6連勝マークセン「タイの暑さが嫌いに…」

2022/11/05 12:02
スリクソンのドライバーが好調(提供:日本プロゴルフ協会)

◇国内シニア◇コスモヘルスカップ シニアゴルフトーナメント2022 最終日(4日)◇平川カントリークラブ(千葉)◇6767yd(パー72)

タイのプラヤド・マークセンが1イーグル4バーディ、1ボギーの「67」でプレー。通算9アンダーで2打差を逆転し、自身の記録を更新する6試合連続優勝を成し遂げた。

「今までの日本ツアーで6連勝は僕しかいないので、歴史に残るんじゃないか」。シニアツアー通算21勝目で室田淳の20勝を抜いて最多優勝記録も更新した。

「6連勝中は3パットがない。3パットはやってはいけないと頭に入れている。ずっと調子が良いのでミスもない」。前半5番でバーディを奪うと続く6番パー5でイーグルを奪った。14番からは3連続バーディで勝負を決めた。

ティッショットも好調だ。ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II ドライバーがお気に入りで「完璧で自分が狙いたいところに狙える」と説明した。

6連勝でツアー通算21勝目。いずれもツアー記録を更新した(提供:日本プロゴルフ協会)

今季は12試合を戦って獲得賞金5900万円超。「4人の子ども(27歳、25歳、17歳、6歳)がいますけど、彼らの将来のためにためます」。4年ぶり4度目の賞金タイトルも通過点に過ぎない。

「日本でプレーして28年経って気温もタイと日本は違いますけど、慣れてしまってタイの暑さが嫌いになりました。日本の方が自分のコンディションも良い」と人生の半分以上を日本で過ごす56歳は笑顔を見せた。

「プライベートもずっとゴルフをしている」。今季のシニア最終戦「いわさき白露シニア」(11月24日開幕/鹿児島・いぶすきゴルフクラブ 開聞コース)で7連勝に期待がかかる。

2022年 コスモヘルスカップ シニア