仲宗根澄香が下部ツアー最少スコア記録で今季初優勝
2019/07/05 16:30
◇国内女子下部ステップアップツアー◇Skyレディース ABC杯 最終日(5日)◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6485yd(パー72)
仲宗根澄香が6バーディ、ボギーなしの「66」でプレーし、通算18アンダー(198ストローク)として後続に7打差をつけて今季初優勝を遂げた。下部ツアーの54ホール大会の最多アンダーパーと最少ストロークをそれぞれ4打更新した。
これまでは2018年9月の「山陽新聞レディースカップ」で河本結が記録した通算14アンダー(202ストローク)が下部ツアーのベストスコアだった。
仲宗根は2016年大会(当時は日本臓器製薬レディース ABC杯)以来となる3年ぶりのツアー通算3勝目。「調子が良くない時期もあったけど、家族は何も言わずに見守ってくれていた」と感謝の涙を流した。「18アンダーと7打差はすごいですね。不思議です」と笑顔を見せた。「今回の優勝で、ファイナルQTからの出場権を獲得できたのは本当に大きい」。目指すはレギュラーツアーへのステップアップだ。
通算11アンダー2位にアマチュアの古江彩佳、サイ・ペイイン(台湾)が入った。古江は前週の「日本女子アマチュア選手権」最終日、日本ゴルフ協会幹部のカートが接触した3Wを折るトラブルに巻き込まれていた。
<最終上位成績>
優勝/-18/仲宗根澄香
2T/-11/古江彩佳(アマ)、サイ・ペイイン
4T/-10/宮崎乙実、小楠梨紗
6T/-9/竹山佳林、山本景子、佐々木慶子、田村亜矢、岸部桃子、西村優菜(アマ)