「第1ボタンから留めていく」今季初出場のアン・シネは日本ツアーに注力

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 事前情報（28日）◇UMKCC(宮崎県)◇6525yd(パー72)

日本ツアー今季初出場となるアン・シネ（韓国）は昨年12月のファイナルQT（最終予選会）以来、約4カ月ぶりの実戦となる。「（手が）ブルブルです。今日のプロアマ戦も緊張しました」と話した。

昨シーズンは6試合に出場し、4回の予選落ちを喫した。「クラブやスイングを変えることに考えが行ってしまったが、基本的に練習不足でした。今年は変えようとせず、自分を前に前に持っていきたい」と振り返った。

QTは51位で、今季前半の出場権は4試合程度に限られる。今大会は主催者推薦を得た。「来季のシード確保」を目標に掲げ、「日本ツアーのウェーティングに入れば、韓国ツアーの試合はキャンセルします」と日本を優先する意向だ。

「韓国のことわざに『（服の）一番上のボタンが留まると、次も段々と留まる』というものがある。その言葉通り、ボタンが留まるようしっかり集中していきたい」と、スタートダッシュに向けて気を引き締めた。（宮崎県宮崎市／石井操）