曲がりを恐れず 金澤志奈がマン振り解禁で5位
2018/08/25 20:19
◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 3日目(25日)◇小樽CC (北海道)◇6628yd(パー72)
初優勝を目指す23歳の金澤志奈が4バーディ、2ボギーの「70」でプレー。この日のベストスコアタイで通算3アンダーの5位に浮上し「ここ2カ月はショットが悪くて、ゴルフの内容もひどかった。きょうは風も強くて、ボールが戻ってくる感じだったので、思い切り振りました」と話した。
直近10戦で予選落ちが6試合だが、不振の原因がショットだ。「それまでは曲がらないように抑えて振っていました。それが駄目なのかなと思ったので、今週は振っていこうと。振って曲がったらしょうがないと思っていました。きょうも曲がったけど悔いはありません」と笑った。
フェアウェイキープ率は48%と低調もパット数28と小技で優勝戦線に踏みとどまった。前半1番では右ラフ25ydから50度でチップインバーディ。「パッティングではボールをよく見ることを意識しています。基本的なことですが。それと風も強いので打ち急がないように気をつけました」と6番(パー5)では6mのバーディパットを沈めた。
新垣比菜、勝みなみらと同じく2017年にプロテストに合格した89期生だが「みんな注目されて上位にいるので、私も負けずにいきたいと思います」。この日のアンダーパーは63人中5人。首位と2打差で迎える最終日へ「安定したプレーでなるべく上位にいきたい」と力をこめた。(北海道小樽市/玉木充)