4パットのダボも 17歳アマ安田祐香、初優勝への課題とは

◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日（29日）◇鳴沢GC（山梨県）◇6685yd（パー72）

17歳のアマチュア安田祐香（兵庫・滝川第二高）は4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「71」。通算11アンダー3位で大会を終え、「初日から優勝争いできて、順位も落とさずにプレーできたのはうれしかった。しっかりと上手な選手についていく気持ちでプレーできたのはよかった」と充実した表情をみせた。

20歳の米アマチュア、クリスティン・ギルマンが制した前週の「センチュリー21レディス」に続く、史上初の2週連続アマチュア優勝とはならなかったが、最終日最終組など貴重な経験を積んだことは間違いない。ただ、後半10番（パー5）では3オン4パットのダブルボギー。26mからのファーストパットで17mも残すなどプレッシャーも感じたようだ。

ツアー7試合目で過去最高となる3位。全試合で予選通過と安定した成績を残してきたが、初優勝に向けては「自信はあるんですけど、（優勝に）届かないのはなぜかというのは考えないといけない。ミスショットしたときのリカバリーの精度も高めないといけない」と課題をあげた。（山梨県鳴沢村／玉木充）