自己採点は80点 17歳アマ安田祐香が2打差2位で食らいつく
2018/07/27 19:41
◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 2日目(27日)◇鳴沢GC(山梨県)◇6685yd(パー72)
標高1000mの富士の麓で、17歳が快調にスコアを伸ばした。アマチュアの安田祐香(兵庫・滝川第二高3年)が4バーディ、ノーボギーの「68」でプレー。通算10アンダーとし、首位に2打差の2位で決勝ラウンドに進んだ。「きのうよりもドライバーが安定していたので、良かったかな。自己評価は80点ぐらいです。100点にしたら、もう伸びるところがないので」とあどけない表情を見せた。
出だしの10番(パー5)で2打目をグリーン手前の池に入れたが、2mのパーパットをきっちりと沈めてピンチを乗り切った。折り返し後の1番(パー3)では、9Iで1.5mにつけてバーディ。3番(パー5)では78ydから58度で1.5mにつけ、後半だけで4つスコアを伸ばした。
身長163cmでベスト体重は57kg。「今、体重がどんどん減っています」と汗をかきやすい夏場は、塩分摂取のための味噌汁が欠かせないという。この日のティオフ前にはバナナを口にするなど、プロに混じっても負けないための体調管理に気を配る。
「スコアを伸ばせなくても、前の試合より成長していると感じたら次も良くなる。全部いい経験と考えて、伸び伸びとプレーできたら」。20歳の米アマチュア、クリスティン・ギルマンが制した前週の「センチュリー21レディス」に続く、史上初の2週連続アマチュア優勝に期待だ。(山梨県鳴沢村/玉木充)