2018年 サントリーレディス

今週2個目のイーグルで一時首位 17歳・安田祐香は「パターが入れば優勝できた」

2018/06/10 18:06
左からローアマチュアの安田祐香とイム・ヒジョン、優勝した成田美寿々、大会アンバサダーの宮里藍

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日(10日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6525yd(パー72)

宮里藍ベストアマチュア賞”に輝いたのは、滝川第二高3年の安田祐香と、韓国のイム・ヒジョン。ともに2000年生まれの17歳が、通算11アンダーの13位でタイに並んだ。

2打差の3位から出た安田は、4番(パー5)で残り107ydから48度のウェッジで直接沈め、今大会2つ目のイーグル奪取。一時は首位に並んだが、5番、7番でボギー、10番ではバンカーから1打で脱出できずにダブルボギーを叩くなど、中盤に後退した。

「(イーグルは)入ってびっくりしたけど、バーディと同じような感覚でやれました。緊張とかはあまりしなくて、でも緊張感のある中で、最終組の近くでやれてよい経験になりました」と、昨年の日本女子アマチャンピオンは華奢な体で振り返った。

「すごくショットが良かったので、パターが入れば優勝できたと思う」とさらり。レギュラーツアーは6試合に出場して、これで15位以内が3度目。全6試合で予選通過という安定感は、将来の活躍を予感させる。「もう少し飛距離を伸ばしたい。あと10ydは欲しいです」とさらなる目標を口にした。

一方、イムは「日本でのプロの試合は初めてでした。ギャラリーの方がたくさんいて楽しかったし、コースコンディションも素晴らしかった。皆さんも優しくしてくれて本当に楽しかったので、また機会があったら日本に来たいです」と、一週間の思い出に笑顔を見せた。4日間すべてをアンダーパーでまとめ、最終18番をバーディで締めて、ローアマチュアに輝いた。(兵庫県神戸市/今岡涼太)

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