国内女子ツアー

「長い間お休みしました」アン・シネが今季初登場

2018/04/12 18:11
アン・シネは約5カ月ぶりのツアー出場

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 事前(12日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6428yd(パー72)

“セクシークイーン”の愛称で昨季話題を呼んだアン・シネ(韓国)はプロアマ戦に出場しコースを最終チェック。今季国内ツアー初出場になるが「長い間お休みしました。お久しぶりです。でも、すごく状態はいいです」と笑顔でアピールした。

オフはオーストラリアでトレーニングし「体を絞れました。食べて休んで、体調は良いです」。昨年11月の「大王製紙エリエールレディスオープン」以来のトーナメントで「グリーンやフェアウェイがすごく硬くて難しい。フェアウェイの真ん中に木があったりするので」と難コースを警戒したが、片言の日本語で「おもしろいですよ」といたずらに笑った。

昨年末の最終予選会(ファイナルQT)71位で、出場資格が主催者推薦に限られる見通しの今季は、後半戦の出場権のかかるリランキングの対象。6月の「アース・モンダミンカップ」までに350万円前後の賞金上積みが求められる。

今後の予定は5月の「ほけんの窓口レディース」から「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」、「リゾートトラスト レディス」の3連戦が決まっているとし、「前半戦は6試合くらいの出場になると思う。できる限り日本でプレーしたいと思っているので、後半戦に向けて出る試合はすべてトップ10に入りたい」と意気込んだ。

5月にはオーストラリアで撮影した写真集が日本で発売。1Wは熊本県のPRキャラクター「くまモン」のヘッドカバーを使用し、あすのウェアは白と予告した。「今年もファンの方たちに喜んでもらいたい。(ウェアは)久しぶりの試合ということで、真っ白な状態でやりたいからです」とほほ笑んだ。(熊本県菊陽町/林洋平)