イ・ボミ5年ぶりの開幕戦予選落ち「迷いながら回った」
2018/03/02 17:26
◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 2日目 (2日)◇琉球GC(沖縄県)◇6558yd(パー72)
2年ぶり3度目の賞金女王を目指すイ・ボミ(韓国)は2バーディ、4ボギーの「74」。カットラインに1打届かない通算2オーバー58位で予選落ちを喫した。
ホールアウト後は多くのファンに囲まれ、笑顔をみせていた。それでもテレビインタビューでは一転し「ショットが悪くてパーオンしたのが8回(記録は9回)だけ。今年はグリーンの芽が強くてパーパットも外してしまった。ショットも昨日より悪くて、迷いながら回っていた。チャンスにつけても入らなかった」と思わず下を向いた。
賞金女王に輝いた2016年は全体1位の74%超えだったパーオン率が、この日は50%と大きく落ち込んだ。シーズン前から不安視されていたショットの安定感は戻らなかった。2013年は予選落ちも、14年から4年連続でトップ10入りと相性のいい大会で結果を残すことができなかった。
「いいショットもあったが、ミスショットのほうが多かった。その次のショットも考えながら打っていたので、またミスショットにつながってしまった。練習をして調整したい」。完全復活までまだまだ時間がかかりそうだ。(沖縄県南城市/玉木充)