畑岡奈紗、七五三以来の着物姿を披露「米国で苦労したかいがあった」

畑岡奈紗が18日、都内で行われたLPGAアワード2017に出席し新人賞に選出された。今季は米ツアーを主戦場としていたが、日本では10試合の参戦で2勝。七五三以来の着物姿でステージに登壇し「アメリカで苦労したかいがあった」と照れ笑いで喜んだ。

報道人の前で最も印象的な言葉を残した選手が受賞するメディア賞「ベストコメント」部門も獲得。40年ぶりに連覇した「日本女子オープン」の会見で語った「これからは私たちの世代が日本を引っ張っていくべきだと思う」が選ばれた。2冠を達成した18歳は「なんとなくしか覚えていないけど、ありがとうございます」と振り返った。

米女子ツアーの予選会（QT）をトップ通過して得た来季のツアー出場権。1月にバハマで行われる米ツアー開幕戦「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」から新シーズンのスタートを切るが「時間がないので短期間でしっかり課題のショートゲームを重点的に練習したい」と語った。

昨季は家族と離れた異国の地で環境の変化に苦しんだ。来季に向けて母の博美さんは「行けるときは出来る限り行く」とサポート体制を見直し。強力な援軍を背に畑岡は「2年目となるとコースもわかるようになってきた」と自信をのぞかせた。（編集部・林洋平）