今年からウェア契約フリー 藤本麻子の新たな楽しみ
2017/07/23 18:01
◇国内女子◇センチュリー21レディス 最終日(23日)◇瀬田ゴルフコース 西コース(滋賀県)◇6567yd(パー72)
8位から出た藤本麻子が4バーディ、3ボギーの「71」と3日間アンダーパーを並べ、通算7アンダーの6位タイで終了。ショット時のアドレス方向の修正が奏功して4月「フジサンケイレディス」(3位タイ)以来のトップ10フィニッシュを決め、「すごく自信になった」と頬を緩めた。
プロ転向した2009年から続いていたオークリーゴルフとのウェア契約が昨年で切れ、今年はウェア契約フリーで活動中。ゴルフ用品の量販店に足を運び、気に入ったウェアを購入しては着用しているという。その数はすでに30着以上でそのブランドも多岐にわたり、「もともとショッピングが好きなので、好きなものを選んで買うのが楽しい」と新たな刺激にもなっている。
日替わりで選ぶウェアだが、この日は誕生日に知人からもらったというカジュアルブランド『DELSOL GOLF(デルソルゴルフ)』を着用。ちなみに2日目は『V12(ヴィ・トゥエルブ)ゴルフ』、初日は『ナイキゴルフ』をチョイス。その日の気分で決めるウェアコーディネートは、いまや27歳にとって楽しみのひとつだ。今週の開幕前にもキャディと一緒にホテル近くのゴルフショップに足を運び、店内を物色していたという。
ゴルフ仲間から「似合ってるね」と声をかけられれば「すごくテンションが上がる」と笑い、ギャラリーを前にしたプレーにも熱がこもる。春夏モデルのレパートリーは豊富にそろえたが、もう少し時期が経てば秋冬モデルを探すショップ巡りが始まる。「そうなんですよね。どうしようかな…」と悩まし気な言葉も、その表情は華やいだままだった。(滋賀県大津市/塚田達也)