後半10パット 悪夢克服?21歳・新海美優が2位浮上
2017/06/17 17:21
◇国内女子◇ニチレイレディス 2日目(17日)◇袖ヶ浦CC新袖C◇6566yd(パー72)
21歳の新海美優が4バーディ、ボギーなしの「68」で回って通算7アンダー2位につけた。前半に3連続を含む4バーディを奪取。一方、後半のパーオンは1回だけで、10パットという驚異の数字でパーを拾い続けた。
前半を折り返すと、スコアボードが目に入った。トップにいる自らの名前を確認し、未勝利の21歳は焦った。「落ち着いてやろうと意識したけど、知らず知らずに力が入った」と、後半はショットが散らばった。
7ホールでパーオンした前半とは様変わりし、後半のバーディチャンスは16番だけ。それ以外は1パットで耐えた。18ホールでは、前日よりも5つ少ない計22パットだった。
「引っ掛けが止まらなかった」と、1カ月前から極度のパット不振に陥っていた。「何度打ってもパットが決まらない」悪夢を繰り返し見た。うなされて夜中に目が覚め、寝不足の日々が続いたが、この日の結果に「やっとゆっくり眠れる」と安堵した。
首位のテレサ・ルー(台湾)を4打差で追う。初めての最終日最終組。「しっかりとついていけるように頑張りたい」と意気込んだ。(千葉市若葉区/林洋平)