今や21歳の女子大生 キム・ヒョージュは衝撃Vの再現誓う
2017/06/01 18:54
◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 事前情報(1日)◇ヨネックスCC(新潟県)◇6423yd(パー72)
海外メジャー1勝で世界ランキング32位のキム・ヒョージュ(韓国)が、用具契約を結ぶヨネックスの主催大会に初出場する。日本ツアーは2015年「日本女子オープン」(18位)以来、2年ぶりの参戦となる。
アマチュアで出場した2012年の「サントリーレディス」で、6位から出た最終日にツアー記録の「61」をマークして7打差を逆転。16歳332日での優勝は、当時のツアー年少記録を塗り替えた。同年10月にプロ転向し、翌13年から米国ツアーに本格参戦。19歳だった14年には「ザ・エビアン選手権」を制し、海外メジャーでは歴代3番目の年少優勝を達成した。
2012年に与えた強烈なインパクトは今も記憶に新しいが、かつてツアーをにぎわせた少女も今や21歳の現役大学生。世界ランク1位のリディア・コー(ニュージーランド)が今年入学した韓国・高麗大の4年生で、来春の卒業を予定している。同大に通うチョン・インジやキム・セヨンらと食事をともにする機会も多く、ツアーを戦いながらも充実したキャンバスライフを送っているようだ。
「2012年に優勝した姿を、もう一度ここで見せたいです」と、狙うのはもちろん日本ツアー2つ目のタイトルだ。今週は2018年1月に発売予定のニューアイアン『ヨネックス EZONE CB301』を初投入する見込みで、「新しいアイアンがすごくいい」とホステスプロとしてクラブのアピールも忘れなかった。(新潟県長岡市/塚田達也)