V争いの香妻琴乃 海を越えて韓国で「ビックリするくらい」話題

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 2日目（25日）◇UMKCC（宮崎県）◇6484yd（パー72）

首位と1打差の通算6アンダー3位で最終日を迎える香妻琴乃が韓国で話題になっている。日本ツアーを取材する韓国のインターネットメディア「ブレークニュース」で取り上げられると、担当記者は「ビックリするぐらい（読者の）反応があった！」と明かした。

同メディアは普段、2年連続賞金女王のイ・ボミ、キム・ハヌルや今季から参戦のユン・チェヨンら同国の人気選手を中心に報道している。イとキムが結果的に予選落ちするなど、初日から上位にいなかったこともあり「順位もよかったし、日本の選手を紹介したい」と、香妻を第1ラウンドから2日続けて取り上げた。

担当記者は「1本の記事でカウントするとイやキム、ユンの2倍近く読まれている」と驚いた。クリックされた数でカウントするが、「ここまで（記事が）見られることはなかなかない」そうだ。記事には多数のコメントも寄せられ「あしたも頑張ってほしい」「今まで知らなかったけどファンになった」などがあった。

香妻は雨の中で3バーディ、1ボギー「70」にまとめて優勝戦線に残った。「きょうも来てくれた地元の鹿児島の友達や家族が喜んでくれた。わたしのベストを出せるように頑張りたい」と高校時代（日章学園）を過ごした第二の故郷で初タイトルを狙う。（宮崎市／林洋平）