前年覇者の大山志保が背中痛で欠場 リオ五輪「ラストスパートが…」
2016/06/03 09:36
国内女子ツアー「ヨネックスレディス」が3日、新潟県長岡市のヨネックスCCで開幕した。前年覇者の大山志保は背中痛のため、本戦の欠場を決めた。大山は「すごく楽しみにしていた。残念です」と無念の表情を浮かべた。
前日のプロアマ戦を1ホールで棄権していた。前日時点では右肩痛とされていたが、この日は「背骨が痛い」と説明した。午前8時過ぎにドライビングレンジに入り、軽いスイングで状態を確認。「朝起きて厳しいと思っていた」と10分程度で欠場を決断した。病院で診察を受ける。
7月11日時点の上位2選手が選出濃厚のリオデジャネイロ五輪日本代表争いでも勝負どころ、と踏んでいた。今週発表の世界ランクで代表圏外の日本勢3番手(41位)に後退した。追う宮里美香は1ランク上と接戦。「ラストスパートだと思っていた」と、過去2度制している得意大会で巻き返しを狙っていた。
代表決定までは次週「サントリーレディスオープン」、23日からの「アース・モンダミンカップ」の国内2試合に出場し、海外メジャー「全米女子オープン」に参戦する予定。
大山の欠場により、ウェイティングから繰り上げで仲宗根澄香が出場する。(新潟県長岡市/林洋平)